2018年10月9日 水解禁

早朝6時から散歩40分12周(2400m)。
その後、エントランスから外に出てみる。2週間ぶりの外気。
思ったより臭い。さわやかな朝の空気というイメージに騙された。
病院内は思ったよりも空気がきれいなようだ。

朝の回診。久しぶりの執刀医。
今までの経過やお腹の様子から水が解禁になった・
隣のベッドの方は、私の次の日に手術をして、退院の相談をしていたのに、私はやっと水の解禁。
少し飲んでみたが、水が食堂を通る様子が手に取るようにわかる。感動。

午前の散歩10分3周(600m)
散歩の途中で執刀医に呼び止められて、これから検査をするという。
向かう途中で「○○さんの経過は、焦ると大変なことになるので慎重すぎるぐらい慎重に判断してきた。もうちょっとの我慢なので頑張って」との旨をいってくれた。これが何かの事例になり、医学の進歩になれればそれでいいやと思った。

レントゲン造影剤という、検査で肛門周りの縫合不全の詳細がバッチリわかるらしい。
執刀医自らが検査してくれるという。
肛門にチューブを入れられたり指を入れられたり、長い時間ぐりぐりされた。

このとき思ったのが、「肛門の力が弱くなってる」
私の肛門が指を押し出すときの力もっと強かったはずなのに。
肛門として機能できるだけの筋力を残してギリギリまで癌を切ってくれたんだなと再確認する。

歩いた距離が短かったのかあまり体調が良くない。

少し水を飲む。味覚がおかしいのか変な味がする。不味いというわけではない。

午後の散歩。20分6周(1200m)

お腹はだんだん痛みが引いてきた。

夜、ヤバかった。

22時から23時半の間にトイレに10回ぐらいいった。1回の量が少ないので脱水症状にはならないと思うけど、これが朝まで続くんじゃないかと焦った。

いつの間にか少しうとうとできたので一安心

ワード:



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年齢:1976年生まれ(42歳)
職業:自由業  家族:妻・子供2人
経緯:自治体の健康診断で要検査が出たので精密検査をしてみたら直腸癌が見つかった。発見から現在までの記録を淡々と書く。

健康診断→再検査→入院→腹腔鏡手術(肛門温存)→緊急開腹手術(一時的人工肛門(イレオストミー)造設)