2018年10月12日 気持ち悪い

ICUで目覚め、というかずっと起きてた。痛くて、コードが一杯で寝られない。他の人のイビキを聞くとほんと尊敬する。

10時までの部屋へ帰る時間が来るまで果てしない。最後のお楽しみの洗浄タイムもおじさん看護師だったのでガックリ。

部屋に戻って少しすると妻が連日来てくれた。私の体調はよくないのであまりかまってやれない。

妻が帰った後からどんどん悪くなってきて、吐き気があるけど吐けない、脚の震えが止まらない、横になると吐きそうになるでも眠い。苦しんでいるうちに、夕方の回診になり、先生にいうと、鼻からチューブを入れて胃の内容物吸い出すと楽になるとのこと。恐怖。だけど、なにもしないと進展はないので、意を決してしてみることにする。

鼻カメラの要領で、チューブを鼻から入れる。胃まで届いたら(事前に長さを調整)、シリンジで吸い上げる。でも何も上がってこない。体勢を変えても、長さを微調整しても何も吸いとれない。無いのか吸いとれないかは不明だが、私が苦しくてギブアップ。

でも、チューブを抜いたとたんにスッキリ。気分は悪くない。この隙に歩く。歩けば気分も好転するかも。

予想通り、歩いたら気分がよくなって、気持ち悪さも消えた。なにより良かった。

休憩後、もう一回歩いて合計6周(1200m)

夜中にストーマから大量に漏れていて大騒ぎ。横向きで寝たのが悪かったのだろう。処置してもらった後は仰向けでしか寝られない状況に。私は仰向けが極端に嫌いなのだ。困った。気持ちも悪くなってきて、吐き気止めを入れてもらったが効かない。

しょうがないので朝まで座っていることにするが、途中で看護師に鼻からチューブを入れなが寝てみるかと言われた。嫌々ながらもチャレンジしてみるが、失敗。

漏れた方を下にして横向きで寝てもいいと許可をもらってなんとか就寝。

 

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年齢:1976年生まれ(42歳)
職業:自由業  家族:妻・子供2人
経緯:自治体の健康診断で要検査が出たので精密検査をしてみたら直腸癌が見つかった。発見から現在までの記録を淡々と書く。

健康診断→再検査→入院→腹腔鏡手術(肛門温存)→緊急開腹手術(一時的人工肛門(イレオストミー)造設)